子供の予防接種

更新日:2024年11月20日

ページID : 946

予防接種とは

お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、成長とともに自然に失われていきます。そのため、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。ワクチンを接種して免疫をつくることにより、発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法です。感染症にかからないようにまた、病気を流行させないためにも予防接種を受けて免疫をつけましょう。

予防接種には、予防接種法によって対象疾病、対象者および接種期間などが定められた予防接種(定期予防接種)と、それ以外の予防接種(任意予防接種)があります。

定期予防接種

神流町では、次の定期予防接種を無料で実施しています。対象となるお子さんに各予防接種のスケジュールに合わせて、予診票を郵送しています。定期の予防接種には、期限があります。期限を過ぎると無料で接種できなくなります。ご注意ください。

予防接種は、ワクチンで防げる感染症の発生及びまん延を予防する観点から非常に重要です。定期の予防接種は控えることなく、希望する場合には必ず期限内に実施してください。

予診票がお手元に届いていない、紛失した場合は予診票を発行しますので神流町役場 保健福祉課(0274-57-2111)まで申し込みください。
また、新たに神流町に転入した人で、転入時の年齢が定期予防接種一覧表の送付時期の年齢を超えている場合は、予防接種予診票を送付しますので、母子健康手帳等の予防接種の記録をご確認の上、神流町役場 保健福祉課(0274-57-2111)へ連絡下さい。

ロタウイルス感染症

ワクチンが2種類あります。どちらも予防効果や安全性に差はありませんが接種回数が異なるので、医療機関で相談し、どちらかのワクチンを選んでください。

  • 対象年齢と接種回数
    ワクチン
    の種類
    対象年齢 接種
    回数
    ロタリックス 出生6週後から出生24週後(目安:5カ月半)まで 2回
    ロタテック 出生6週後から出生32週後(目安:7カ月半)まで 3回

    初回接種の標準的な接種期間は生後2カ月から出生14週6日後まで。出生15週後以降の初回接種は要相談。

  • 接種間隔:27日以上の間隔をあけて接種

B型肝炎

  • 対象年齢:1歳に至るまで(標準は、生後2カ月以上9カ月未満)
  • 回数:3回
  • 接種間隔:標準的な接種としては、生後2カ月に接種を開始し、2回目は1回目から27日以上の間隔をあけて接種し、3回目は1回目から139日以上かつ2回目から6日以上の間隔をあけて接種

Hib感染症(インフルエンザ菌b型)

  • 対象年齢:生後2カ月から60カ月に至るまで(5歳になる前日まで)
  • 回数:1回から4回(接種開始月齢により異なる)
  • 接種間隔:標準的な接種としては、生後2カ月から7カ月未満に接種を開始し、27日から56日の間隔で1歳未満までに初回3回を接種し、追加接種は3回目の接種後7カ月以上13カ月未満の間隔をおいて接種

肺炎球菌感染症(子供)

  • 対象年齢:生後2カ月から生後60カ月に至るまで(5歳になる前日まで)
  • 回数:1回から4回(接種開始月齢により異なる)
  • 接種間隔:標準的な接種としては、生後2カ月から7カ月未満に接種を開始し、27日以上の間隔で1歳未満までに初回3回を接種し、追加接種は3回目接種後60日以上あけて生後12カ月から15カ月の間に接種

五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・Hib感染症)

  • 対象年齢:生後2カ月から生後90カ月に至るまで(7歳6カ月になる前日まで)
  • 回数:4回
  • 接種間隔:1回目から2回目、2回目から3回目の接種間隔はそれぞれ20日以上(標準的には20日以上56日まで)。4回目(追加接種)は3回目終了後6カ月以上の間隔をおく(標準的には12カ月から18カ月の間隔をおく)

四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)

  • 対象年齢:生後2カ月から生後90カ月に至るまで(7歳6カ月になる前日まで)
  • 回数:4回
  • 接種間隔:1回目から2回目、2回目から3回目の接種間隔はそれぞれ20日以上(標準的には20日以上56日まで)。4回目(追加接種)は3回目終了後6カ月以上の間隔をおく(標準的には12カ月から18カ月の間隔をおく)

二種混合(ジフテリア・破傷風)

  • 対象年齢:11歳以上13歳未満(13歳になる前日まで)
  • 回数:1回

結核(BCG)

  • 対象年齢:1歳に至るまで(標準は、生後5カ月以上8カ月未満)
  • 回数:1回

麻しん風しん(MR)

第1期
  • 対象年齢:生後12カ月から生後24カ月に至るまで(2歳になる前日まで)
  • 回数:1回
第2期
  • 対象年齢:5歳以上7歳未満(小学校入学前年の4月1日から3月31日)
  • 回数:1回

水痘

  • 対象年齢:生後12カ月から生後36カ月に至るまで(3歳になる前日まで)
  • 回数:2回
  • 接種間隔:3カ月以上の間隔をあけて2回接種(標準的には生後12カ月から15カ月に1回目を接種し、6カ月以上12カ月未満の間隔をあけて1回接種)。

日本脳炎

第1期
  • 対象年齢:生後6カ月(標準的には3歳)から生後90カ月に至るまで(7歳6カ月になる前日まで)
  • 回数:3回(初回2回、追加1回)
  • 接種間隔:1回目から2回目の接種間隔は6日以上(標準的には6日以上28日までの間隔)。追加接種は2回目終了後6カ月以上、標準的にはおおむね1年の間隔をあけて接種。
第2期
  • 対象年齢:9歳以上13歳未満(13歳になる前日まで)
  • 回数:1回

ヒトパピローマウイルス感染症

  • 対象年齢:12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子(小学6年から高校1年相当)
  • 標準的な接種期間:13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日まで(中学1年の4月~翌年3月)
  • 回数:3回(小学6年~15歳未満でシルガード9の1回目を接種した場合は2回で接種完了も可)

ワクチンの種類と接種間隔:定期予防接種として受けることができるワクチンが3種類あります。医療機関で相談し、ワクチンを選んでください。

  • ワクチンの種類と接種間隔
    (1)種類 (2)標準的な接種間隔 (3)(2)の方法が取れない場合
    サーバリックス(2価ワクチン) 1カ月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6カ月の間隔をおいて1回 1カ月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から5カ月以上、かつ2回目の接種から2カ月半以上あけて1回
    ガーダシル(4価ワクチン)
    シルガード9(9価ワクチン)(3回接種の場合)
    2カ月の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6カ月の間隔をおいて1回 1カ月以上の間隔をおいて2回接種した後、2回目の接種から3カ月以上あけて1回
    シルガード9(9価ワクチン)(2回接種の場合) 6カ月の間隔をおいて2回接種 5カ月以上の間隔をおいて2回接種

    シルガード9(9価ワクチン)について
    令和5年4月1日より、定期接種で選択可能なワクチンに新たにシルガード9(9価ワクチン)が追加されました。

任意予防接種

法律に基づかない予防接種で、本人や保護者の希望により接種するものです。希望する人に町から公費助成があります。任意予防接種により引き起こされた副反応により健康被害が生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく医薬品副作用被害救済制度当により、一定の給付が行われる場合があります。
予防接種の種類は行政措置予防接種をご覧ください。

神流町以外の医療機関で接種を受ける場合

群馬県内の医療機関で接種を受ける場合(相互乗り入れ)

予防接種は住民票がある市町村で受けることが原則ですが、群馬県内の相互乗り入れ医療機関(町外で接種を受け入れてくれる医療機関)であれば、町内医療機関と同様に接種を受けることができます。

群馬県外の医療機関で接種を受ける場合(事前に申請が必要です)

入院や施設入所等やむを得ない事情により、県外の医療機関での接種を希望する場合、町が発行する「予防接種実施依頼書」が必要です。予防接種を受ける前に必ず申請をお願いします。申請がない場合、町が実施する予防接種として取り扱うことができず、接種費用の助成ができませんのでご注意ください。

接種の際は、町の予診票を使用し、接種費用を一旦全額お支払いください。後日、町が定める接種料金を上限としてお支払いします。

この記事に関するお問い合わせ先

神流町役場 保健福祉課 保健係
群馬県多野郡神流町万場90番地6
電話:0274-57-2111
​​​​​​​お問い合わせ(メールフォーム)