認知症に関すること

更新日:2024年05月24日

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認知症総合支援事業について

認知症総合支援ポスター

認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会である共生社会の実現の推進を目的として令和6年1月1日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。認知症に関する問題は、国を挙げて取り組んでいくものになっています。
「認知症総合支援事業」は、「認知症初期集中支援事業」と「認知上地域支援・ケア向上事業」で構成されており、この事業を通じて認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう取り組んでいきます。

認知症初期集中支援事業

認知症初期集中支援チームとは

医療・介護の専門職が家族の相談等により認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族を訪問し、必要な医療や介護の導入・調整や、家族支援などの所為の支援を包括的、集中的に行い、自立生活のサポートを行うチームです。

対象になる方

40歳以上で在宅で生活しており、かつ認知症が疑われる方、または認知症の方で以下の基準に該当する場合です。

  • 認知症が疑われるがまだ診断を受けていない
  • 継続して受診ができない
  • 適切な介護サービスを受けたがらない
  • 認知症の症状が著しく、対応に困っている

このようなことがあれば、お気軽にご相談ください。

認知症支援・ケア向上事業

認知症地域支援推進員の設置

認知症の方やそのご家族の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる体制づくり、関係機関とのネットワーク構築等に取り組んでいきます。

相談体制の確保・ネットワーク構築

町内の事業所や関係機関と連携したネットワーク作りに取り組み、早期に相談窓口につなげる仕組み作りに努めていきます。

認知症への理解を深めるための普及・啓発

認知症サポーター養成講座で寸劇を行っているところ

認知症のご本人やその家族を温かく見守る応援者である「認知症サポーター」の養成、
地域の見守り活動や支え合い活動の実践者育成等に取り組んでいきます。
また、介護予防講演会の開催、広報誌や冊子等で認知症の普及・啓発を行っていきます。

安心して過ごせる居場所作り

認知症カフェで参加者が脳トレをにぎやかに行っているところ

認知症のご本人やその家族だけではなく、医療や介護に携わる専門職や地域住民等、
誰もが気軽に参加して交流できるオレンジカフェ(認知症カフェ)等の支援を行っていきます。
また、認知症のご本人の声を大切にし、思いを共有できる場作りを行っていきます。

認知症オレンジガイドブック(認知症ケアパス)

認知症のご本人やご家族が、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように、「いつ・どこで・どのような」支援が受けられるのかをまとめたものです。

この記事に関するお問い合わせ先

神流町役場 保健福祉課 地域包括支援係
群馬県多野郡神流町万場90番地6
電話:0274-57-2111
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